今日は午後から仕事だったので、午前にヴィーを迎えに。
いろいろな細かい検査結果などの説明も受けました。
まずは、術前の真っ赤な口腔の写真&1週間後の写真を見せていただき。
1週間後のは、まだ口腔に見える・・・
術前のは歯はついてるけど、じゅくじゅくの赤いゼリー状部分が多く、歯のまわりについてしまう菌がそうさせてるのかと思うと、ほんとうに痛々しい。・・・その写真もいずれいつか載せます。。
抜いた歯はこちら。
犬歯4本、そしてあとはもうモロモロになった小さい歯のみ・・・
2月に捕獲して鎮静剤して口腔内チェックしたときにも、ぐらぐらの歯は1本引っ張ったら取れてしまったし。
『全抜歯』と聞くと躊躇しますが、きっとものすごく口内炎が痛いんだろうし、歯を少し残したとして、また今後再手術するリスクのほうがキケンだと思ったので、この子の場合はまったく悩まず全抜歯を決断しましたが。
これを見て、正解だなと思いました。
先生もレーザーなども駆使して、悪いところの表面を焼いたり、足りない皮膚を口腔内で移植したり・・・と、ずいぶん丁寧に手術してくださって。。(つっぱってるところもあるらしいが、そのうちのびてくるでしょう、と。ちょっと美容整形的?)
そして、病理検査の説明なども。
まだ表面はがん細胞のような状態には変化していません、と。
あと、気をつけなくてはいけないのは、この子に効く抗生剤などの薬の検査でしたが。
この子に適合する薬が極端に少なかったこと。
これはとってもめずらしいそうで、かつ先天的なものです、と。
・・・ということは、いままでの野良生活でも、他の猫よりばい菌などのダメージを受けやすかった、ということ、ですよね??
今後、ほかの病院でもこのデータをもとに薬を出してもらわないといけないんですね。
免疫力も弱いから、口内炎がひどくなったのかな?それにしても、重い病気になってないことがすごい。。。
なんだかいろいろ聞きたいことが増えてきそうな気もしましたが、とりあえず、今日はここまでに。
食事指導もあって、今日で術後10日なので、あと3日間はお肉のみを与えてください、と。
ドライフードなどは粉末が歯肉に入り込むので、炎症のもとになるらしい。
「牛肉の赤みが大好きだったわね」と看護婦さん。
体重は3.4キロ。保護したときより増えてる、よね。(あれ、何キロだったっけか)
この体重で換算して、牛肉は一回60グラム・一日で120グラムだそう。
どれだけ言っても足りないお礼を言い、病院を後に。
そして家に到着!
こんなになりました〜
すっごーーーーーい、きれいなんですけど!!
まるで、普通の猫!!
「帰宅したら、自分の家だって安心して、水をたくさん飲み過ぎるので、履いたりする原因になるので、一日はおちょこ1杯ずつを目安であげてください」と。
・・・こんな、保護してからゲージ暮らしだったのに、安心感なんてここで感じるのかしらん?と思いつつ、お皿にちょびっとお水をあげたら・・・
べろべろべろっ!っと一気にたいらげ。。
おかわりもあげ。
その後、ゲージの2階へのぼり。
ぽんと見つめ合い。
・・・やっぱり”帰って来た”って、雰囲気をだしてました。
・・・野良生活が長いから、なんていうか、病院にいたときも、戻って来ても、恐怖体験をした!っていう感じに見えないのよね。
おびえてすみっこから出てこない、みたいな猫もいるよねぇ・・
そういえば、地震もまったく平気だったしな。。
それよりも、モーレツに不快だった口腔内が楽になった気がしてるのかなぁ。
それならいいけども。。
というわけで、言われた通りに、牛肉の赤身も買って来たので、与えてみる。
やっぱりぺろっと食べる。
野生、、ってか、まさに肉食系男子、、、だね・・・・(笑)
ちょっと口が半開きですけど・・・やっぱり皮がつっぱっているのかな。
まずは無事退院。
すこしずつ前進してるね!