先月の中旬、ヴィーが風邪をひきました。
様子がちがうことに気付いたのは、一日中家にいた夜。
朝、ごはんを食べたあと、ず〜〜〜っと私のベッドの上で寝ていたんです。
ヴィーはしょっちゅう寝場所を変えるので、「今日はそこがいいんだね、最近寒くなってきたしね」なんて思っていて。
が、気が付けば、ず〜〜〜っとそこから動かず。
でも、なでるとご機嫌で「ごろごろごろ〜」って言うし。
なので、その時点ではあまり深刻に考えてなかったのですが・・
その後、夜ごはんの支度をしても、いつものようにキッチンのシンクにあがってこない。
そのまま寝ている。
「ごはん、できたよ〜」
声をかけてもごろごろごろ〜、と言うだけ。
あれ、ちょっと、変?
・・・結局そのまま翌朝に。
まだごはんを食べてない。そして朝も食べないで寝てる。なでると相変わらずごろごろ・・・
しかしこの日、朝から用事がいっぱいであまり時間がなく、夕方から出かけることになっていたので、ベッドのヴィーの枕元にごはんを置いてでました。
・・・そして帰宅。
やっぱり同じように寝ていたヴィー。
が、幸い、お皿のごはんはほぼなくなっていました。
さすがに心配になってネットでいろいろ調べたら、「誤飲」というワードが。
ま、まさか・・・
以前のブログでも書きましたが、発泡スチロールで遊んでいたので、まさかそれを呑み込んで詰まっているとか・・・
・・猫は48時間、飲まず食わずだと、体内バランスがくずれて危険度が高くなるらしい。
幸い枕元のごはんは食べてくれたので、48時間は経っていない。
まずはそっとお腹マッサージをしてみました。気持ち良さそうにごろごろ言います。
お腹に耳をあてると、キュルルルル・・・と、胃腸が動いているような音がします。
(前に飼っていたうさぎにマッサージしたときと同じ音)
明日は病院に行こうね、と語りかけ、しゃくぜんとしないまま、とりあえず就寝。
翌日、午前に病院へ。
診察室にて先生いわく、「あ、熱があるみたいだね。」
が、体温を測ろうとしたら、体温計がお尻に入らない。。
「なにか誤飲するようなこと、ありましたか?」
・・悲しい気持ちで発泡スチロールのことをお伝えし、ヴィーはそのまま病院預かりに。「検査しますので夕方頃には連絡しますね」と。
とぼとぼ一人で帰宅、いやな予感がして、帰宅後すぐにヴィーの最近お気に入りのねずみのおもちゃを探しました・・・あぁあった、飲み込んでなかった・・・ほっ・・・
その後いろんな事が頭をよぎりました。
開腹手術になったらどうしよう。。なにかの病気が発症したんだろか・・・。。
せっかくおうちの猫になったのに、まだまだ長生きしなきゃだめだよ、ヴィー・・・
どんどん暗い気持ちになり、夕方。
病院から電話がありました。
「レントゲンの結果、お腹になにか取り出せないようなものが詰まっている様子はありませんでした。呑み込んだとしても、便と一緒に出て来るでしょう。それより熱が40度以上あったのと、肺に少し影があるので、風邪から派生した肺炎に近い状態になっているようです。まずはごはんを食べてないかわりに点滴をしつつ、様子見にさせてください。今日はお泊まりで、また明日ご連絡ください」と。
とりあえず開腹手術の可能性は消えたので、少し安心ですが、、なんと肺に炎症なんて。。。
・・・結局、そのまま熱が下がる&食欲が戻るまでヴィーは3泊しました。
思ったより熱が下がらなかったので、3日目にはインターフェロンを使用。それが速攻に効いて、熱が下がったそうです。
4日目、病院に引き取りにいって、ヴィーとご対面。すっかり元気になって、キャリーバッグのなかで窮屈そうにごそごそ動いてます。活発なヴィーに戻っていた、よかった、、、。
・・・そしていろいろと先生と話していたら、思いがけないことに気付いてしまいました。
ヴィーがこうなる二日前に、いつものようにお風呂(シャワー)に入れていたんです。もしかしたらそれが原因で冷えたのかもしれない、という話に。。。
夏や冬よりも、季節の変わり目で体調のバランスがくずれて来院する犬&猫はとても多いそうで。週に1回ほど入ってたシャワー、タイミングが良くなかったかも、と。。
たしかに、そうかもしれない。。。
え、、、でも、じゃあ原因は、わたし・・・?
今後しばらくは、お腹までは洗わないように控えめにして、しっかり十二分に乾かしてくださいね、と。。
やり場のない落ち込みと、元気になったヴィーとともに帰宅。すっかり活発になって部屋を歩き回るヴィー。
あぁ、でも大事でなくてよかった。。。
「帰ったらいつもよりあたたかくしてあげてください。ペットマットもあれば」と。
早速ベッドの上にマットを乗せておきました。気に入ったようでそこで寝たので、フリースもかぶせちゃいました。
(この写真の右手には、我関せずの夢ちゃんも、すやすや・・)
(笑)
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・・・この2日くらい後から、ヴィーはこのホットマットで寝なくなりました。普通にカーペットでごろごろしたり。
やっぱり体温調節をしたくて温かいベッドの上で寝て、熱が高いのであまり身動きできなかったんですね。
退院後も本調子になるまではホットマットで温まって調整して。。
猫ってほんとうに賢いのですね。
私のほうは、反省しきりです。
いくら温かい部屋での暮らしになったとはいえ、通常の猫ちゃんよりは免疫力の弱いヴィー。
これからはもっと気をつけようと思いました。
ごめんね、ヴィー、いっぱい、長生きしようね、ヴィー・・・
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