夢ちゃん、今まで本当にありがとう・・

こういうタイトルを書く日が、いつか来るとはおもっていても、まさかこんなに早く突然に来てしまうなんて・・・

やっと落ち着いたので書こうと思います。

・・・先月に、うちの紅一点、夢子が、あっけなく他界してしまいました。。。。

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私が在宅していた時に心不全を起こし、、。

直前までいつものようにひっくり返ってお腹みせてゴロゴロ、ご飯を食べて撫でて〜の催促。。。信じられませんでした。

あれは夜中の2時頃。ちょうどワールドカップを観ていました。

キッチンの方で、上のほうから鍋でも落ちたような大きな音がしたんです。そんな落とすようなものは置いてないけど??と、見に行ったら、冷蔵庫の上ですでに瞳孔が開いて首がぐったりとした夢ちゃん。。。。!

・・なにがなんだか、、手が震えながらも目の前にあった紙袋にすぐ入れて、24時間の救急病院にタクシー飛ばしましたが、15分たっていたせいか、まったく間に合いませんでした。。

たったの15分です。。。「残念ながら、、、」と言われても、、、。

ショックと信じられない気持ちとで、、その夜は結局一睡もできませんでした。

・・・じつはその数日前に、近場ですが引っ越しをしたのです。普段から微妙な距離を保っている3匹、お部屋の数を増やそう、というのと、新しい家には見晴らしのいい出窓があり、いつも小さい窓辺で外を見たがってた夢ちゃん用にもぴったり!なんて・・・

そんな矢先に。。。

救急の先生、そして翌日心配して電話をくださった先生も、いろんな質問をする私に、
「誤飲でも感電でもないようですし、、ひょっとして心臓が悪かったのかもしれません。猫ちゃんには時々ある症状で、あと心臓に関しては、猫は検査でもとても判断しづらいんです。これは引越しというのは直接な原因ではないと思います。そして、今回みたいなケースは、心停止してその場ですぐに処置してもかなり回復は難しかったと思いますので、、これは残念ですが寿命だと思って下さい」
と。

それでも、きっと引越しも引き金になったのかもかもしれない、、とか、適切に人工呼吸などの応急処置できなかった自分も責め、、しばらく立ち直れませんでした。

・・・唯一、あまり苦しまずにいったこと、だけが、何よりも救いだったと思っています。(キッチンでした大きな音、、心停止すると体がびっくりして跳ねてしまうんだそうです。その音だったのでしょう。)

・・それでも、その悲しみが癒えるまでの時間薬に耐えかねて、おもわずアニマルコミュニケーター・太尾和子さんに予約を入れてしまいました。カリフォルニア在住で、自分の代わりに動物とお話をして下さる、その世界ではとても有名な方です。以前、ぽんちゃんとヴィーちゃんについては予約を入れたことがあるのですが。。夢ちゃんはこんな形でお話することになろうとは。。。

スカイプでのセッション時間は1時間超でしたが、要約すると、夢ちゃんいわく

「この引越しはとってもいい流れに変わるタイミングなの、それが言いたくて、インパクトある去り方を考えたのよ!心臓も良くなかったから長引かせるのもイヤだったし。また生まれ変わってくるからね、まずは新しいご縁をつないでて!他の子(ぽんちゃんとヴィーちゃん)にも私みたいにもっと甘えたりしなさいよ、って今も言ってるのよ。そしてお姉ちゃん(私のことらしい)も同じよ。もっとなんでも自分でやらないで人を頼って。頼る人を選ぶことに集中してほしいわ」

ですって。。。

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夢ちゃん、、、、そんなメッセージいらないからもっと一緒にいてほしかったのよ。。。涙

以前もセッション経験済みなので多少は予測してましたが、、悲しみの淵にいる人にとっては、毎度動物からの意思表示は拍子抜けするくらい明るく前向きで温かいものです。

・・・ぜんぜん私なんかより大人な夢ちゃん。

これが本当なら、動物は潔いものですね。。。

太尾さんいわく「動物はね、、、ほんとうに死より伝えたい事を優先にしますからね、、そうしたい!とおもったら、簡単に命を捨てるんです。体のない世界に行っただけ、って感覚なんですね」って。。

動物は人間と違いますね。「死」を達観しているみたい。恐れていないし、人ほどに悲しんでもいないのです。。もちろん命を粗末にはしてなく、、文字通り、命がけ、ということですよね。

それに、いろんなアニマルコミュニケーターさんがいらっしゃいますが、私が太尾さんを信じているのは、『動物も人間同士の輪廻と同じように、ご縁で結ばれているから、前世でも出逢っているんですよ』というもの。

コミュニケーターさんによっては、『二度戻ってくるケースは低い』『亡くなって3〜4日ですぐに動物の魂の世界に帰ってしまう』という方もいらっしゃるんですが。

人間から愛された、という経験をした動物なら、その魂がまたその人の近くに現れる、という考え方のほうが自然な気がして。。

夢ちゃん「私を見習ってよ!って思いながらいつも振る舞っていたの」ですって。。苦笑

時々、友人とも、「夢ちゃんてさ、毎度”おかえりなさ〜〜い!”って、目の前でごろ〜んとしてみせるけど、絶対”もっと人にはこうやって甘えるのよっ!”って言ってるよね(笑)」なんて笑ってましたが、本当にそうだったようで・・・(笑)

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なかなかこのご時世、女は強いですからね、彼女なりにけなげに見せつけていたんですね・・・愛おしいです。。。涙

でも太尾さんのおかげで、悲しい気持ちはかなりやわらぎました。

もうひとつ、太尾さんの考えで興味深く納得できるなと思った事。

『次に生まれ変わってくる時は、あまり性格が似てない場合が多いんですよ。それはこちら側の魂の成長に合わせて生まれ変わってくるからです』と。

どことなく似てるような。。という感覚。

・・ちなみにぽんちゃんは、前に8年暮らしていたうさぎ(ふぁんちゃん)の生まれ変わりだそうです(笑)

猫に生まれ変わるまでは3年ありました。しばらくは何も飼わないでおこうと思っていて。で、道ばたでよれよれのぽんちゃんに出逢ったのですが、、、。このときは、あのわんぱくで甘えん坊なうさぎにそっくり、、、!って感じて、、少しは不安でしたが、手放す気にもなれず、初の猫飼いになりました。ぽんちゃんに生まれ変わった理由は、

「”あ〜もう、お姉ちゃん、仕事仕事〜、って大事なもの見失ってない?”って、もう逢いに行かなきゃ!って。だから今回は猫になることにしたの。前のうさぎを思い出すような柄になって、このまま里親に出さず、うちで飼おうかなって思ってくれるようにと、ふらふらと現れたんだよ」って(笑)

・・・・ぽんちゃんが前のうさぎにそっくりなのは、私の魂が3年間であまり成長してなかったからですね、、はげしく納得(苦笑)

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そんなふうに考えたら、また夢ちゃんが生まれからってきてくれるためには、それなりに私も魂年齢を磨かないといけないな、と。。。

それでも、ぽっかり、夢ちゃんがどこかに旅したかのように消えてしまったこの部屋は淋しいです。亡くなってしばらくは、申し訳ないけど、残された2匹がいるから気持ちが紛れたということもなく、とりあえずご飯あげなきゃ、って感じで2匹にすがる気持ちにはなれませんでした。これは亡くなってからあらためて気づいた気持ちです。

何匹いても、悲しみは変わらないのだなって。多頭飼いでの他界が今回初体験なので。。。

その間も、ぽんちゃん&ヴィーちゃんは、まぁ、もともとねこだんごしない子達なので、そんなに変化がなかったです。もしくはいつもより静かな私を察してか、”ご飯ほしいなぁ〜”とかいう鳴き声だけにしていたのかも、、そんな印象でした。

いやぁ、ほんとに居なくなってわかる、夢ちゃん。ほんとにパンチの効いた子でした。現在は野郎2匹で部屋が静かすぎ・・(笑)相変わらず、ヴィーちゃんにおいかけられたぽんちゃんがギャーギャーおおげさにわめいたりはしてるけど。

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とりあえずは、また夢ちゃんとも一緒に暮らせるように、私もがんばって生きようと思います。

・・・ちなみにぽんちゃんもヴィーちゃんも、新しい部屋にはすっかり馴染み、そしてほんとに夢ちゃんが監督してくれたせいか、ぐっと、特にヴィーちゃんが夢ちゃんナイズされたかのようにおもちゃで遊ぶとはしゃぎ、思いっきり鳴いて甘えるようになりました。
また徐々にそちらもアップしたいと思います。

そして、在りし日の夢ちゃんの様子も交えてアップしたいと思います。

・・・ペットロスで悲しい日々を過ごされている方にも、少しでもなごんでくださったら幸いです。

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