未知との遭遇

こねこを、、拾ってしまった。
というより、遭遇してしまった、というほうがただしいのかも・・・
道ばたで、、よろよろ、このままでは車にひかれてしまう・・・と。
手に取った瞬間に、わたしの今後の運命の歯車がずれていくような予感もしたんだけど・・・

目やにで目があまり開いてなく、鼻水ずるずる、両手もどろどろ。
うぅぅ、いまから仕事に行くところ、でも少し早めに出たからなんとかなるか??
このままこの子を、道ばたに戻す事はとてもできない・・・!

かんたんに捕まったので、片手で拾い上げ、もう一方の手で自転車をなんとか引きながら、近くの病院へ(以前うさぎでお世話になった病院が幸い近くに)

その間も、にゃんこ、じたばた。。
Tシャツにしがみつき、どんどんよじのぼってあたまの上に。。。
ちょっと私、なんだかすごい様子じゃない?と、テンぱってるのに笑いがこみあげる始末(笑)

そして病院到着。

「すいません、子猫を拾ってしまって。。。」

すると奥から先生が。そして思いもかけない言葉を。

「すみませんが、野良猫はうちでは基本診ておりませんので」

・・・・え”っっっ・・・・ここ、病院でしょ???

「そうやってみんなね、引き取りに来ないんですよね」

なな、なるほど。。。

しかし、仕事に遅刻したくない&猫をなんとかしたい、と、大変あせっていた私、とっさに
「身分証も持ってますから、絶対引き取りに来ますからお願いします!」と言っていた。。

すると、案外あっさりと(もしくは威勢がよかったか?)「わかりました」と了承してくださった。

そして、ぱつんぱつんな私に、容赦なく看護婦さんが、
「ではカルテを作りたいので、ねこちゃんのお名前もいただけますか・・・」

えっ!名前?!いま拾ったばかりなのに・・・と内心思いつつも、

「あ。。。。じ、じゃぁ・・・・みーちゃんで・・・」

あとで思えば、めちゃ、ベタなセンス。。。苦笑
でもそれ以上考える余裕がありませんでした。。。

待ち合いにて、取り急ぎ撮ってみた一枚。記念すべき一枚目。

(後頭部、です。。)

ここに来るまでにじたばたして、力を使い果たしたのか、うでの中でくたっと寝てしまい。。

診察台で、看護婦さんがチェックしているときも、やっぱりうとうとと舟をこいでた・・・
触診では、のみがいっぱいついてて、たぶん野良でしょう、と。
「まだ小さいので一晩で容態が変わる場合もありますから」と。

小さい小さい命。。
まずは私ができるかぎりのことは、したから。。。

とりあえず、仕事に行かなくては!翌々日まで忙しいため、病院には2泊をお願いして、仕事場へいそいだのでした。。

 

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